トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

日出ずる国で…

 

 先週、ハロワ帰りの駐車場でこんな出来事があった。

ハロワでの職業相談が終わり、帰ろうと思って自車で水分補給をしながらほっと一息ついていたところへ、運転席側の窓側の外からいきなり知らない人達に声をかけられた。スーツ姿の若い男女2人組。何事だ。

『…え、えっ??狭い駐車場だからまさか車でもぶつけた!?いや、でもそんな感触なかったけど…。』などと内心どぎまぎしつつ窓を開けて「…えっと、どうかされましたか?」と聞けば、女性のほうが「突然すいません!ハローワークから出てこられたのが見えたので。もしかして、今ってお仕事を探されてますか?」と明るい声で質問された。「え?…はい、そうですが…」と答えると、「営業のお仕事って興味ありませんか?もしよければこの後、少しお話しませんか?」などと言われた。さらに「これまで営業のお仕事ってされたことありますか?」と続けて質問され、驚いてしまう。

無職だから時間はたっぷりある。職探しの参考程度に話だけでも聞いてみようかな?という考えが一瞬頭を過ったものの、一方でどうしてこんな場所で営業の勧誘などしてくるのか、怪しさで自分のなかの警戒心が働いた。

「…ごめんなさい。営業の仕事は今までしたことないですし、それにわたしは営業には向いてない(これは本当)と思うので。」と丁寧にお断りしたら、特に食い下がってくることもなくスーツの男女2人組は去っていった。

そもそもどういった会社の営業なのか聞くのも忘れたし、『…最近はハロワ帰りの求職者や失業者をターゲットにして仕事の勧誘をする会社もあるのか?』と気になって帰宅後にネットで調べてみれば、わんさかと情報が出てきた。

これまでわたしがハロワ帰りにこのような類のものに遭遇したことがなかったから自分の無知さを思い知らされるきっかけにもなったのだけど…。この手のものはどうやら昔から存在していて多くの人が体験しているらしく、大半が保険外交員の勧誘なんだとか。人によっては、マルチ商法や夜の仕事のスカウトをされることもあるようだ。

うっかりアンケートの回答や事務所に着いていったり、連絡先を交換したりして個人情報を教えなくて本当によかった。今後もし似たような勧誘があれば、相手にせず早々と立ち去りたい。気をつけなければ。社会勉強だよね、こういうの…。それにしても、ハロワの建物の外の駐車場で待ち伏せしてるっていうのがなんとも、人の弱みにつけこんだやりかたというか…。


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 夏空に映える大輪のひまわりも、そろそろ見納めかな〜。

 


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 “日出ずる国で権力と支配の物語が日陰で動く、僕は真実を歌うメッセンジャーになる”

 

 話は変わるが、You Tubeを見ていたらなぜか報道ステーションで生演奏されたAIの歌があなたへのおすすめ動画で表示された。AIアンドロイドが作詞した【Not Fake News(フェイクニュースじゃない)】という曲なのだが、AIならではのまったく忖度しない歌詞が印象的だった。なかなか思想強めなのもいい。

《日本のオフィス パワーゲーム 敵か味方か時が答えを示す》だったり、《政治のサーカスの中で誰が夢を見れる?》とか、歌詞のセンスが光ってる部分がある…。