トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラフォーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

ハート・オブ・ビースト

 

↓↓ネタバレ感想注意↓↓

 

f:id:ruiash:20260929140031j:image

 

【ハート・オブ・ビースト】
〜あらすじ〜
 退役兵のジェームズと元偵察犬で義足のオーディンは、飛行中の事故でアラスカ奥地に不時着し、取り残されてしまう。信頼関係で結ばれた彼らは、人間を寄せ付けない“魔の領域(ハート・オブ・ビースト)”での過酷な大自然に向き合いながら、生還する道を模索していく。

 

 予告の時点で、アラスカの大自然を舞台にブラピ×犬の相棒映画だなんてもうそれだけで反則だろ!観に行くしかないでしょ!と思い公開日に映画館に足を運んできたのだけど、自分がわんこ大好きなのもあってまさかの開始5分で泣く有様(笑
そして本編鑑賞終了後、切なさとモヤモヤと感動が綯い交ぜになった複雑な感情で「つらい!!!!」と心の中で叫ばずにはいられなかった。
ストーリーは至ってシンプル。

割と早い段階でブラピ演じる退役兵・ジェームズに対して「あ……これ愛犬よりも先に逝ってしまう男だわ…」というのをひしひしと感じ取ってしまい(本編でのこの冒頭のネタバレは賛否両論ありそう)心疾患持ちなのに危険地帯で飛行機を運転したりと、自業自得とも言えるような行動ばかりでハラハラさせられた。まるで自ら死に場所を探しているかのような…。
愛犬も連れてるんだからアウトドアはもうちょっと慎重になってよね!オーディンが怪我でもしたらどうするの!?…などとまるで飼い主目線で鑑賞してる自分がおかしかった笑
サバイバル映画なのもあり、序盤からジェームズが満身創痍でそれなりに痛々しいシーンが満載。しかしながらブラピは坊主姿が超似合ってるよねかっこいい…。いや、ブラピだからこそかっこいいのか。
元偵察犬で義足のオーディン、CGじゃなくて本物のワンちゃん達が演じてるのもすごい。4匹で交代しながら撮影したんだとか。なんて可愛くて賢い子達なの〜!!
うーん、脚本は粗を感じる部分もあったし正直あのラストには「重傷だったのは分かるけどなんでオーディン残して死んじゃうんだよ…。オーディンにとってはジェームズ(飼い主)こそが世界の全てなのに!」と若干憤りさえも覚えたけれど、あんな厳しい大自然の脅威にさらされてサバイバルを乗り越えた後だもの、どちらも無事に生還できるとは限らないもんね…(オーディンのことを大切にしてくれそうな新たな飼い主のお姉さんとも出会えたようだし、そこは安心はしたけど)でもやっぱり生き残ったオーディンはこの先もずっとジェームズのことを想いつづけるだろうし、我儘をいえば1人と1匹で生還してほしかったよ〜…(大号泣
ジェームズもオーディンもPTSDを抱えながらもお互いのことを唯一無二の相棒として守り守られ、苦しいときも楽しいときも共有して心から信頼し合ってる描写に何度も涙腺がやられっぱなし。
寄り添いながら夜空のオーロラを見たり、ラストの手紙の内容もジェームズからオーディンへの深い愛情が溢れていて、美しくて、あまりにも尊かった。
ほんとうに素晴らしいシーンが多くて魂が震えたので、観てよかったと思えるような価値のある作品だったな。

鑑賞後何日か経っても、時々思い出しては余韻で引きずるくらいには感動してしまった……。
ブラピと犬好きの人なら間違いなく楽しめる映画。

 

【ハート・オブ・ビースト】予告編


www.youtube.com

Sleep

 

 日が沈むのが早くなってきたなぁ、と感じる。

昨日も今日も朝から雨降り。まだまだ終わらない台風シーズン、低気圧のせいで身体がだるい。朝晩の気温はだいぶましになってきて、しかし湿度は高くて空気がじめっとしているから暑がりなわたしは余裕で半袖で過ごせている。
最近は、一躍時の人となった某ショートスリーパーの影響で睡眠の重要性を改めて認識させられた気がする。
17年間毎日30分睡眠だなんて大嘘だろうなとは思ってたけど、彼はどんな日常を送っているのだろうとなんとなく動向が気になりYouTubeでの1週間生配信中にちょくちょく覗きにいってみたら、なかなかの惨状で…。

あんな人間にはなりたくない。寝不足のせいで脳の認知機能が低下したり、イライラしてキレやすくなったら嫌だし。
世界でも特に睡眠時間が短いとデータが出ているこの日本で、睡眠界隈がかなり熱くなっているのはほんとうに素晴らしい流れなんじゃないかな?(柳沢教授、ラスカー賞受賞おめでとうございます!
柳沢教授いわく、睡眠の質を語る前にまず十分な睡眠時間を確保してないといけないんだな、と…。
 前職の清掃パートをしていた頃は夜空にいくつもの星が見えるような時間帯に退勤だったから、帰宅するともう21:00を過ぎていた。
そこから夕食・片づけや歯みがき・お風呂・スキンケア&ドライヤーで髪を乾かす等を諸々済ませてやっと一息つける頃には、とうに日付が変わっていたっけ…。
日によっては仕事の疲労のせいで、夕食後にぐったりとソファーに背を預けて座ったまま2時間半くらいうたた寝しちゃって、ハッとして目が醒める→急いでお風呂に行く、みたいなパターンもあって。
真夜中の3時4時になってようやく布団に入る…という、いま振り返ればかなりめちゃくちゃな生活リズムだった。こんなのではダメだと分かっていたのに。
そんな日々では睡眠時間も4、5時間程度で、自分の身体が本来求めているであろう睡眠時間には全然足りていなかったと思う(ストレスでついYouTubeの動画漁りやネットサーフィンに耽って夜更かしすることもしばしば)、午後から出勤だったからなんとかやれていたけれど。
仕事を辞めてからは、本来の生活リズムを取り戻しつつある。人間は消化のことを考えると夕食はなるべく20:00までには済ませたほうがいいとは聞くけど、人それぞれ働き方によってはそうもいかないよね…。

 

f:id:ruiash:20260920111012j:image

 

↑↑先週ミスドで購入した、さつまいもド。香ばしクレームブリュレと濃厚スイートポテト、おいしかった。

Мove out

 

 前回の更新から1ヶ月以上経ってしまった。
Blog記事をじっくり書く心の余裕もないほど慌ただしく過ごしていた理由は、最近、岡山へ引っ越しをしたから。
以前から主人とたくさん話し合った末に、わたし達夫婦は岡山で暮らすことになった。
なぜこのタイミングで引っ越しをしたのかというと。…わたしは生まれてこのかた、鳥取県内でしか生きたことがなかったから、県外での暮らしを体験してみたかった、という至ってシンプルな理由だ。
本当ならもっと若い頃に行動力と勢いで都会暮らしを経験できたならよかったかもしれない。しかしなかなか金銭面や仕事の心配もあり…、いや、きっとそんなのはただの言い訳か。どこか臆病風に吹かれて外に飛び出す勇気がなく、踏ん切りがつかなかった、のほうが正しいだろう。
県内で一人暮らしや同棲を経て主人と結婚してからも、このまま慣れ親しんだ山陰の地で平和に生きていくのもそれはそれで幸せなのかもしれない……とも何度も何度も考えたり迷ったりもした。
それでも、ずっと心のどこかで―――…『山陰以外の場所でも暮らしてみたい』という気持ちを諦めきれなかった。
自分が果たして何歳まで生きられるのかは分からない。けれどこのままだと『やっぱり若いときに県外に飛び出して挑戦してみればよかった…』っておばあちゃんになってからじわじわと後悔してしまいそうで。移住するならもうこのタイミングしかない!と思い切って決断した。主人もかなり乗り気で賛同してくれたことには心から感謝している。
岡山市内は程よく利便性が良く自然もあって、山陽新幹線も通ってるし(そのうち路面電車にも乗ってみたい、新幹線を使って博多や東京や横浜にも行ってみたい!)あと高速を使えば鳥取にも比較的帰ってきやすい場所だから、いいかなぁと。倉敷市もすきなので、ちょくちょく散策しに行けたらいい。
初めての県外での暮らし(といっても同じ中国地方だけれど、わたしの人生でそれはとても大きな一歩なのだ)…この挑戦で果たして何を経験できるのか未知数だとしても、せっかく岡山で暮らせる機会なんだもの。毎日がけっしてうまくいくことばかりではなかったとしても、日常のなかでささやかな愉しみを重ねつつやれるとこまでやってみたい。
しかしながら夫婦揃ってアラフォーなのと、お互いの両親も還暦を超えているから正直、岡山に永住したいとまでは考えてなくて。
主人もわたしも故郷はやっぱり鳥取だから…。家族や友人もいるし。いつかまた山陰に戻る可能性も全然ある。

 

 

 …という感じで、拙いながらもだいぶざっくりと内心を綴ってみた。
私たち夫婦は7月末で以前勤めていた仕事を辞め、8月末には引っ越しトラックに大量の段ボールを乗せて岡山へとやってきて現在に至る…みたいな近況です。
新しい街で暮らし始めてまだ日も浅く、土地勘もなくて不安と期待&楽しみなのが半々…な感情で過ごしている。
引っ越し先のアパートでの荷物の片づけや部屋の整理、一部の家電の買い替え、各種手続き…とやることが多くもふたりで協力しあいながらなんとか少しずつこなす日々だ。

夕涼み

 幼いころ、それこそわたしがまだほんの子どもで保育園に通っていたような時代。
夏になると、保育園の夏の行事で【夕涼み会】というものがあった。
夕涼み会がある日、わたしはかわいい模様の浴衣に鮮やかな色の帯を着付けてもらって、普段滅多に着られない浴衣姿になれるのがとてもうれしかった。そんな自分に、母と祖母が笑顔でいてくれたのを思い出す―…遠い日の、夏の記憶。

【夕涼み会】は保育園版の、夏の夕方の小さな夏祭りといった感じだった。内容はというとぼんやりとしか覚えてないけれど、かき氷を食べたり水風船ヨーヨー釣りをしたり、友達と下手くそながらも盆踊りを踊ったり。
わたしは水風船ヨーヨーがお気に入りだった。

薄いゴム風船に、カラフルでぐるぐるとしたうずまきや水玉模様が描いてあるのがとても可愛らしくて。

水風船のなかに申し分程度に水が入れてあって、動かすたびにちゃぷんちゃぷんと音がするのもいい。次の日になればもう空気が抜けてゆるくしぼんでしまうような儚ささえも、今となっては大切な思い出。
最近は夏祭りの屋台でも水風船ヨーヨーって全然見かけないなと思う。金魚すくいなら時々見かけるけど。水風船ヨーヨーは絶滅してしまったんだろうか…?(もし近年、屋台で水風船ヨーヨーを見かけたことがあるお方はコメントください笑)…今どきの子どもたちは、水風船ヨーヨーを知らない世代も多いのではないだろうか。
いま思えば、【夕涼み会】という名前の響きも風情があるし、夏らしさを感じてすきだ。

 

 

 わたしがまだ10代前半くらいのころまでは真夏でも最高気温が30℃、31℃くらいなものだった。

湿度はあれど夕方以降になると少し気温が下がり、地元の花火大会に行ってもなうだるような暑さなんかじゃなく、毎日のニュースで熱中症だなんだとこれほど世の中騒がれてもいなかった。
現代の日本ではもう【夕涼み】という言葉も消えてしまいつつあるのかなぁ…と、部屋のなかで冷たいカルピスを飲みながらそんなことを考えていた。

すっきり

 

 昨日は美容室へ行ってきた。

ヘアカラーとカットとトリートメント。もう何年もずっとロングヘアーだったからなんだか気分転換したくて、久々に『ボブくらいの長さにしたいです。』と担当の美容師さんに伝え、あらかじめ用意していたスマホのイメージ画像で希望の髪型とヘアカラーをお見せした。

リズミカルな慣れた手つきで、わたしの長かった髪はばっさばっさと切られていく。たぶん、30cm以上は切ったんじゃないかな?

それからヘアカラーとトリートメントもして。髪を洗われている最中は、美容師さんの絶妙な気持ちいい手つきでリラックスしてしまって何度も眠気が…。

普段、わたしの髪質は細いかつ、くせ毛になりやすいというか、どんなケアが正解なのか未だに模索中の身ではある。

すべてが終わった頃には美容師さんの技術によってサラサラで良い感じの内巻きの可愛いボブが出来上がっていた。ほんと、毎日こんな髪型が維持できてればいいのに〜(悲

 

f:id:ruiash:20260807072811j:image

 

 でも、これでしばらくは家で髪を洗うのもドライヤーで乾かすのもだいぶ楽になるだろうな。

そう思うとうれしくて、お会計を済ませて美容師さんにお礼を言って美容室を出た頃には、身も心も少しだけすっきりと身軽になったような気がした(実際、頭はとっても軽くて快適!