トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

桜日和

 

 ここしばらくの暖かさと晴れ模様であちこち桜の花が開花してとても綺麗。

春がくるたび、繊細で上品で奥ゆかしさのあるこの美しい花が毎年眺められる日本に生まれてほんとうによかったと思う。だいすきな桜、願わくば未来永劫、この国の平和の象徴であってほしい。

 

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 4月。多くの人達が新年度を迎えて多忙な日々を過ごすなか、わたしは未だに仕事が決まらずにいる。
気になっていた美術館の受付事務(正規雇用ではなかったので学芸員資格なしでも応募できた。昔から美術館やアート好きだし、美術館で働くのちょっと憧れてたんだけどね…)は不採用だった。
それからも様々な求人とにらめっこする日々。人口最少県のド田舎、ただでさえ求人も少なくいつも似たりよったりで職種も限られ、応募したいと思える仕事がなかなか無く、心から思ってもない志望動機を無理矢理捻り出すのに苦戦する。求人サイトやハロワで探してても『こんな雇用条件で誰が応募するの…!?』ってくらいブラック臭のする酷い求人もわんさかあったり。
 20代前半の頃、訳あって図書館司書を半年で辞めた後、製造系で女性用衣類の包装作業の仕事に就いたことがあった。あまり素早くできなかったのとひたすら延々と同じ作業の繰り返しに頭がおかしくなりそうで辟易して、これまた8ヶ月で辞めてしまい、わたしは工場や流れ作業が向いてないのかも…?という教訓でそれ以来、なるべく自分でもやれそうな範囲のデスクワーク系の仕事に拘ってたけど…。
正直言って事務系の求人も限られてるのでこれからは事務だけに拘ってちゃ厳しいな…と思い他の職種の求人も見たりして、さっそく土曜にフルタイムの清掃の面接を受けてきた。そして次の日に採用担当者から電話が。結果、合格。しかしその後、採用辞退。←イマココ
その清掃の仕事の面接は先月受けた面接よりかはだいぶカジュアルな雰囲気だったものの、面接官の質問や言葉に違和感というか、どこか引っかかるものがあり(内部の人間関係が悪そうな感じのニュアンスが言葉の隅々にあった)なんとなく嫌な予感が…。せっかく採用されたのに辞退するなんて勿体ないかなぁ?でもなぁ…う〜ん…と悶々として悩んだ挙げ句、丁寧にお断りした。
 これでよかったのか?何が正解なのかは分からない。でもきっと自分の判断は正しかったのだと信じたいよ…。転職活動という名の戦い、出口の見えない真っ暗で長いトンネルを彷徨ってるようで気が狂いそうになるけれど、諦めずに頑張る…。

明後日はWeb面談。切り替えて、次に進もう。


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