トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

珈琲屋のモーニング

 

 今のアパートに引っ越して、もうすぐ4ヶ月が経とうとしている。

スーパーにドラッグストア、コンビニ、銀行のATMにも行きやすい。以前住んでいたアパートと周辺環境が違うところをいくつか挙げるとすれば、比較的山陰道に乗りやすい立地なのと、球場が近くにあること、そしてご近所においしいモーニングの食べられる珈琲屋があることだ(低収入なのでたまに、のご褒美でしか行かないけど

 山村、限界集落……まさにそんな地域で生まれ育ち、30歳手前まで過ごしてきた。実家に住んでいたあの頃、朝の散歩がてら近所の珈琲屋にモーニングを食べに行けるなんて、そんな生活考えられなった。やっぱりわたし、街のほうがすきだ。どこへ出かけるにも不便、閉鎖的で人の噂や監視が趣味みたいな住民のいる、あの窮屈な山村に戻るのなんてとても耐えられない。

 

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 この珈琲屋の、カリカリに焼いたブラウンブレッドにポテトサラダのぎっしり挟まっているサンドイッチがお気に入り。小皿に入ったミルクプリンもとろとろ感が絶妙でおいしい。せっかく珈琲屋に来ておきながらわたしはブラックコーヒーが苦手なお子ちゃま舌なので、飲み物はいつだって紅茶だ(そしてミルクと砂糖をたっぷりと注いで、あま~いミルクティーにしちゃう

ランチやディナーもいいけど、1日のはじまりともいえる朝ごはんにモーニングを食べるのってすごく充実した気分になれるんだなぁ。と、最近になって気付いた。この珈琲屋に出会ったのをきっかけにモーニングの素晴らしさを知ってしまったので、近場でほかにもモーニングを提供しているお店を色々と探してみるのもいいのかもしれない。