トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

長く短い祭

 

 水曜日の夜、母と妹とわたしの3人で海辺の夏祭りに足を運んだ(神社の例大祭がメインのお祭りなので打ち上げ花火はおまけのようなものだけど)…コロナ禍の影響で、この夏祭りが開催されたのは3年ぶりだ。

母と妹と「夜の海辺の散歩って気持ちいいねー」、「どの辺に座ろっか?」…などとあれこれお喋りしつつ、海風に乗って届く潮の香りにどこか安心感を覚えながら会場に着けばすでにたくさんの人が来ていて、マスクをしながら間隔を空けて各々が場所取りをしていた。感染対策のこともあり、屋台やステージイベントはない。それでも自分たちも含め、久々に打ち上げ花火を見ることのできるこの日を皆が心待ちにしていたんだろう。


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…打ち上げ花火を綺麗に写真に収めるのって難しい。こういうとき、スマホではなく高性能カメラが欲しくなる。

 

 祭囃子が響くなか、次々と打ち上げられる大輪の花火が夏の夜空と海面を彩る光景はとても綺麗で、心から夏を満喫した気分になった。

夏のイベントでは定番のキャンプやBBQ、海水浴や炎天下での屋外フェスなんかとも無縁な生活を送っているけれど、どんなに歳を重ねても、夏がくるたびに打ち上げ花火だけは生で見たい、という謎のこだわりがある。夜空に一瞬で散ってしまうその華やかで儚い美しさにどうしようもなく惹かれて、これからもきっと私は夏になれば打ち上げ花火を求めてしまうのだと思う。

 


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 場違ひに冷え切った体を 人熱(ひといきれ)に放って 流し流され思へば遠くへ来たもんだ【by 椎名林檎/長く短い祭】

 

 ちょっと話が脱線しますが、祭りソングといえば。林檎姐さんの、日本のしっとりとした夏を連想させるような【長く短い祭】がすき。

もともと色気が半端ない林檎姐さんだけど、百鬼夜行の姐さんはその美しさがさらに神懸かっててもうたまらんのです。自分の魅せ方というか、プロデュースの仕方が本当によく分かってる人だなってつくづく尊敬する。林檎姐さんへの愛をひたすら語る記事を書きたくなってきた(熱)…このメイクにこの髪形似合いすぎ、美脚でおっぱい最高だし脇汗でさえもえちえちで林檎姐さん永遠にリスペクトしてます(落ち着け