トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

最近観た映画ログ【No.4】

 

 最近観た映画ログ(動画配信サイト・TV放送等)です。

軽~く緩い、個人的なネタバレ感想。

 

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トランセンデンス

 ジョニデ演じる人工知能を開発する科学者がテロ組織の銃弾に倒れ、その妻(同じく科学者)が夫を助けるためにスーパーコンピューターに夫の意識を移植するが、やがてその人工知能が驚異的な進化を遂げて世界を混乱に陥れていく…というストーリー。

独自に進化したジョニデ科学者の最強ナノ粒子が人間を操ったり環境汚染を浄化したり人造人間さえも完成させてしまう(!)

しかし本人は人類に敵対する気など全くなくただ妻の願いを叶えたかっただけで(人間が争うことなく地球環境が改善してほしかった)作中 では一人も殺しておらず、むしろ反テクノロジー派のテロ組織のほうが暴力的に描かれていました。

天才理系夫婦によって引き起こされたAI大騒動、ラストがハッピーエンドなのかバッドエンドと受け取るかは、あなた次第です。

 

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【ハッピー・デス・デイ 2U】

 ビッチな女子大生の主人公がタイムループによって自分が殺される誕生日を何度も繰り返すはめになるホラー映画の続編。OPのユニバーサルのロゴのから凝っているのがいい。かなりコメディー寄りのホラー?というよりこれはSF?今回は1作目で謎だったループの原因が明かされます。

今作はパラレルワールド的な要素あり。前作同様、真相がしょうもないけど主人公の女子大生がどんどん魅力的ないい子になっていくからもうビッチ扱いできない。母親との会話とか、無駄に感動するし…。

 

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ヴィオレッタ】

  美しい娘ヴィオレッタは奔放で多忙な写真家の母親を持つため、優しい祖母と日々過ごしていたが、ある日、母親から写真のモデルになるよう誘われる。母に褒められたいヴィオレッタは要求に答え、カメラに向かって大胆なポーズを取るようになる…というストーリー。アート系フランス映画。

まず、この映画の素晴らしいところはとにかくヴィオレッタ役の当時10歳だったアナマリア・ヴァルトロメイが圧倒的超絶美少女すぎてうっとりせざるおえません!!!!

どこか「死」を感じさせる母親の写真のテーマに沿った仄暗く妖艶な衣装とヴィオレッタの表情…まさに、退廃的美少女のススメ。

写真家の母親の毒親っぷりがなかなかリアルなのと、普通の子どもと同じように暮らしたい可哀そうなヴィオレッタの苦しみ…その過程の描写が複雑かつ美しく情緒的で、とても引き込まれました。

 

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【パターソン】

ニュージャージー州パターソンでバスの運転手をしているパターソンは、朝、妻にキスをする事から始まる変化のない毎日を過ごしている。そんな日々のなかでパターソンは、周囲の会話やマッチ箱といった何気ない物事に着想を得た詩をノートに書き留めている…というストーリー。

メインの夫婦の日常がなんとも素敵。そしてアダム・ドライバーの自然体な好演技がとても良い。バスの運転手の仕事の合間にノートに詩を書き溜める夫、白黒アートにハマッていて、家具のDIYカップケーキづくり、ギターの弾き語りに挑戦する妻。2人は楽しく食事をして、週末にはディナーに出かけてモノクロのホラー映画を観る。映画のジャケットの夫婦の抱き合って眠る姿に惹かれて鑑賞したのですが、こういった日常の幸せを噛みしめるような映画は時々無性に見たくなる時があります。

そして私、この作品をきっかけにアダム・ドライバーに心射抜かれて沼に片足突っ込んでる感じです…!!!!

SWもっかい復習して他の出演作もチェックしておこう…。ふふふ。クリス・エヴァンスといい、どうやら大型犬っぽい雰囲気の外国人俳優に弱いのかも。

 

 

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エルム街の悪夢2 フレディの復讐】

 かつてフレディと戦った少女が住んでいた家に新たな家族が引っ越してきて、そこで復活を願うフレディが大活躍するというストーリー(適当

はっきり言ってこの続編、全体的に微妙で恐怖感はありませんw

現実世界でも行動できるようになったフレディさん、パーティーをするリア充たちに襲い掛かるシーンがあるのですが、それもなんだか滑稽で…。主人公の男は特に何も役に立っておらず(終始ビビってるだけみたいな)その彼女のヒロインのほうがよほど逞しくフレディに立ち向かい頑張っていました。

フレディのキャラ設定ありきで成り立っているような内容で、残念。

 

 

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アンブレイカブル

 M・ナイト・シャマランのサスペンス。フィラデルフィアで凄惨な列車事故が発生し、たった一人の奇跡の生存者のデヴィッドはマスコミや周囲の者たちの異様な視線に戸惑う。ある日イライジャと名乗る男が現れ、デヴィッドこそ不滅の肉体を持つ者≪アンブレイカブル≫であると告げる。その言葉をきっかけにデヴィッドは自己の存在意義を問うようになる…というストーリー。

映画が開始して1時間弱、ヒーロー映画の割にはあまりにも冗長でこれといって盛り上がるシーンもなく…この映画はいつになったらおもしろくなるんだろうと眠気に襲われつつ、最後の最後でサミュエル・L・ジャクソンにどんでん返しを持っていかれました。

あと、珍しく髪の長いサミュエル・L・ジャクソンが見れる(笑

個人的な解釈だと「ヴィランによってヒーローの存在が確立される」というのが言いたかったんじゃないか、と。