トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

シン・ウルトラマン

 

 金曜日、シン・ウルトラマンを鑑賞してきた。

正直なところ、これまで私は特撮モノにハマったことがないし知識も疎く(シン・ゴジラは最高だったけど)、しかし樋口真嗣×庵野秀明のタッグで特撮となると…。庵野ファンの自分としてはやはり観に行かねば!という使命感に駆られ(いや、だってもう製作スタッフからしていつものというか…監督補佐:摩砂雪、音楽:鷺巣詩郎だとか、安定のエヴァ陣だらけ)、そんなわけでガチ勢だらけの初日にチケットを購入。


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 ウルトラマンに関する予備知識がほとんどないフラットな気持ちで映画館に足を運び鑑賞したので今回はレビューらしいレビューは書けないけど、まぁそれなりに楽しめた(でも個人的には全体のストーリーのおもしろさとしてはシンゴジのほうが好き

 地球外知的生命体に対する呼び方が外星人、てのが今までにない新しい感じでいい。クルクルと回転しながら戦うウルトラマンかっこいい、禍威獣のデザインの使徒っぽさにテンション上がる、いかにもザ・庵野作品って感じの異様なアングルが炸裂、登場人物も彼のアニメのキャラそのまんまみたいな口調だった。スーツ姿の巨大な長澤まさみが街を闊歩するシーンでは『私はいま一体何を見せられてるんだ…?』と思うも、これも空想特撮映画の遊び心か。

エンドロールにも思わず笑みがこぼれそうになる。総監修・庵野秀明ってもうほぼ監督やってるようなもんじゃないか(笑) まぁ、DAICON FILM時代の【帰ってきたウルトラマン】で、ウルトラマンオタをこじらせすぎて自分自身がウルトラマンにまでなってしまった庵野のことだし、あちこち手を出さずにはいられなかったんだろうな。

 


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 【シン・ジャパン・ヒーローズ・ユニバース(略:SJHU)】って、いつの間にかそんなくくりになっていたなんて…。