トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

最近観た映画ログ【No.2】

 

 最近観た映画ログ(動画配信サイト・TV放送等)です。

軽~い個人的なネタバレ感想。

 

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ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち

 ティム・バートンお得意のダーク・ファンタジー。ループ設定がややこしくて結局最後まで理解できず;美術面や台詞回しなどティム・バートン独特のゴシック&アクの強い独特な世界観は楽しめたけど、時代設定はややギリギリな感じが…。

エヴァ・グリーン演じるミス・ペレグリン(『300~帝国の進撃~』の時のドSな女海賊が相当格好良かったフランスの美人女優エヴァ・グリーン。目力ある美人…最高…)がまさかこんなに活躍しない(!)とは思わなかった。

それはさておき、双子の能力がチートじゃない!?彼らがもっと戦っていたらあんなに敵に翻弄されず犠牲者も出ずに済んだのでは…なんて考えてしまったりね。

 

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【ヴィジット】

 M・ナイト・シャマランのスリラー。母方の祖父母に初めて会うために田舎の祖父母宅へ訪れる姉弟。優しい祖父母に出迎えられて楽しい時間を過ごすはずだったが、奇妙な3つの約束を伝えられ、やがて2人の異常な行動が目立つようになり…といったストーリー。開始20分くらいでもうオチが分かってくる。何で今さらPOV?

精神科病棟から脱走しちゃったおじいちゃんおばあちゃんが夫婦になりすまして祖父母宅に住み込み(会うはずだった本当の祖父母は気の毒なことに…お察しください)どんどんヤバさを発揮していくわけだけど、なぜあえてあの姉弟をターゲットにしたのか、に関して全くといってもいいほど触れられなかった。

子どもを預ける前に両親の顔をきちんと確認しておかなかった母親、姉弟が祖父母(だと思っていた別人)のせいで恐怖体験している間に恋人とバカンス中だったのがもうどうしようもない。

 

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【九月の恋と出会うまで】

 邦画で、しかも少女漫画っぽい感じ・ポスターからして世のスイーツ層が好みそうな雰囲気の映画(すごいボロクソ言っててすいません)なので普段こういったジャンルの映画には手を出さないのですが…。

鑑賞した理由、それは高橋一生が出てるから!私の中で数少ない好きな日本人俳優。ちなみにヒロインの川口春奈は今年の大河ドラマ麒麟がくる』では織田信長の妻・帰蝶の役がすごくハマってて、川口春奈の好感度が上がりました。『麒麟がくる』、おもしろいです。脚本にもよりますけど、やはり戦国モノの大河は胸熱ですね!

…ってここまで肝心の『九月の恋と出会うまで』の感想がない。内容について語るべき事が特にないんですよね…。まぁでも恋愛するならやはり元彼よりも今彼だろう、と頷かずにはいられない内容でした(適当

 

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デス・ウィッシュ

 治安の悪いシカゴで、ブルース・ウィリス演じる外科医の愛する家族が犯罪の犠牲者になり(妻は強盗に殺され、娘は昏睡状態に)ブチ切れた外科医が本業の傍ら自警活動を始め、悪党相手に無双していく…といったストーリー。ブルース・ウィリスがひたすら処刑人。

銃を片手にフード被ってるシンプルな出で立ちであちこちに出没してる(一般人に処刑中の動画を撮影され、それがネットに拡散され一躍有名人に)割には警察の捜査がずさんでなかなか捕まらない処刑人。やたらといいタイミングで関わってくる弟が金絡みで裏で糸引いてるのかと思ったけど全然そんなこともなく、普通にいい人で終わっていきました。イーライ・ロスなのにバッドエンドじゃない…だと…!?ってなりましたが、調べてみたらリメイク作品だったんですね、これ。

ご都合主義な箇所も多々ありますが、ブルース・ウィリス演じる外科医の、「絶対コイツ銃初心者じゃないだろ!」…みたいな貫禄あるガンアクションや、外科医という立場を利用した痛々しい拷問など見どころがたくさんありますよ~。

 

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スナッチ

 ガイ・リッチーの犯罪コメディ。ダイヤを巡って繰り広げられる群像劇。

最初、登場人物が多くて複雑で混乱しますがいくつかの物語が同時に展開して最後にひとつの場所に集結する…といったタイプの作品でした(ラブ・アクチュアリーみたいなね。ジャンルは全然違うけど)2回目を見たほうが全容を把握できていいと思う。

独特のカメラワークやテンポで話が進むなか、マヌケな黒人の強盗3人組がおもしろかった。ラストでブラピ演じる素手ボクサーのミッキーが、仲間と共に母親を殺された復讐を見事果たして雲隠れしてしまうのが爽快。それにしてもブラピ、アウトローな役だとますます輝きが増します!

 

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【ゾンビ・サファリパーク】

 ゾンビ・パンデミック終結した世界が舞台。ゾンビ狩りを楽しむことができるリゾート地に恋人と旅行に赴いたヒロイン(過去のゾンビ戦争で父親を失ったトラウマを抱えており、セラピーに通っている。その治療の一環でリゾート地に)が、ツアー中に施設のセキュリティ機能に異常が発生し停止してしまったせいで管理・飼われていたゾンビが逃げ出し、再びゾンビの恐怖に晒されることになる…といったのが大まかな内容。

最後、ゾンビ殲滅のために空爆によって島は一掃されヒロインだけが島から脱出することができ、その後日常が戻ってきたかのように思えましたが…。3週間後、ニュース番組のテレビ中継でリゾート地から逃げ出した大量のゾンビ?らしきものが海から上がってくる映像で映画は終わります。

なんというか…ジュラシックパークのゾンビ版のような感じでした。あと、一番謎の残る男、アーチャー。自分を囮にしてヒロインを逃がすとき、周りゾンビだらけだったのにあの状況下でどうやって生き残ったの!?射撃の腕前からして元軍人か?と思いましたが、結局何者だったのかは明かされず。

タイトルだけ見るとB級臭がする予想に反してなかなか真面目に作ってあったかな。ゾンビ映画ファンが満足する点はきっちり抑え、結構ハラハラドキドキして楽しめました。