トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

最近観た映画ログ【No.3】

 

 最近観た映画ログ(動画配信サイト・TV放送等)です。

軽~く緩い、個人的なネタバレ感想。

 

 


映画『ブルゴーニュで会いましょう』予告編

 

ブルゴーニュで会いましょう】

 人気のワイン評論家の主人公が実家の先祖代々受け継がれていたワイナリーの危機を救おうとワイン造りに試行錯誤し、父との確執や家族愛、隣家でライバルのワイン農家との関係に向き合っていく…といった内容。

でもワイン好きやワインに興味のある人でないとまず見ないだろうな、これ。

ボルドーVSブルゴーニュワインの確執も何となく描かれていたし、昔ながらのワイン造りの過程を垣間見れる。フランス映画らしい、淡々とした物語の進み方だったけれど、過剰な演出がないのが逆にブルゴーニュ地方の静かで美しいブドウ畑の風景や空気感を際立たせていていい。

ところで、私はお気に入りのフランス映画がいくつかある。どの作品もお酒や食べ物が美味しそうなシーンが必ず出てくるものだから、食欲がそそられてたまらない。グルメなフランス映画。

 

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ウォッチメン

 一応ヒーロー枠ではあってもMCUジャスティスリーグとかそういうノリで見てはいけない。DC作品特有のダークさはあるもののこれはコスプレ自警団のただの内輪揉めの話…それが2時間40分もあるのだから(!)見終えるのに少しの忍耐力がいる。

ジェフリー・ディーン・モーガン演じるコメディアンのヒーローらしからぬクズエピソードにはおったまげた。

利用された上に罪をなすりつけられ超不憫なDr.マンハッタン、ビッチ臭漂うヒロイン、仲間同士でヤリまくる等もうめちゃくちゃ(笑)おかげでヒロインの出生秘話も心に響かない。

しかし内容自体は実際のアメリカの歴史を絡めてきたりと、とにかくシリアス一直線。

ロールシャッハの変幻自在に模様が変わるマスクの発想はなかなか斬新でした。

ちなみに去年からドラマ版の放送も始まったそうですが、あのゲーム・オブ・スローンズのHBOの制作らしいのでもしかして期待できるかも?

 

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ピッチ・パーフェクト

 DJ志望の主人公が大学生になったのを機に興味のなかったアカペラ部に誘われて渋々入部するも、やがてアカペラに魅了され、練習や友情、恋に奮闘するという青春ガールズムービー。

個性的な女子部員同士のブラックジョークや下ネタ炸裂な会話が展開されます。

そして海外の学園青春モノにありがちな、酷いオタク叩き;

ノリノリなアカペラのパフォーマンスが元気で明るく、音楽が楽しめたらそれでいい、そんな映画。とんとん拍子のハッピーエンド。

女子・男子ともにアカペラ部、みんな歌上手い。

 

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【シャークネード カテゴリー2】

 前作がB級の割には(いや、Z級とでも言うべきか)楽しめたので続編がそろそろ見たくなってきて、作業用BGM代わりに吹替えで鑑賞。

1作目ではLAでシャークネードを撃退した主人公が、今作ではNYに観光をしに元妻と飛行機に搭乗するのですが、そこで悪天候になりシャークネードが発生する(開始5分くらいでもうサメが空を飛んでるクライマックス感w)トラブルに見舞われつつNYに到着し、そこでまたしてもシャークネードの災難に遭う…というのが大まかな内容。

この手の映画の最大の魅力は、整合性の欠如を指摘したらキリがないから本当に何も考えずに見れるところ!

シャークネードのせいでチョンパされた自由の女神の巨大な首がNYの街中をすごい勢いでゴロゴロ転がるシーンはもう笑わずにはいられない。

相変わらずチェーンソーで真っ二つにするわ、野球バットでカッ飛ばしたりと、サメを倒すバリエーションがどんどん増えていく…。

元妻の手の、プラネット・テラーinグラインドハウスばりの魔改造や、主人公の掛け声によってやけに団結力の強くなったニューヨーカーのはっちゃけ具合だとか(皆、各々の武器でサメ退治に頑張っていた)むしろ爽快。

正直、前作よりもさらにパワーアップしたおもしろさでしたw