昨日と今日は連休。最低限の家事だけこなし、久々に、Pixivであらゆる推しCPの二次小説を読み耽る、甘美で至福な2日間だった。
ここのところずっと現実(リアル)に向き合わなければいけない日々が続いてて、嫌でも向き合わざるおえなくて。
しばらく、この【推したちによって構成され、それらが織り成す世界観】に陶酔する瞬間が自分にとって、どれほど愛おしく愉しく大切であるのかを実感する行為が(それが暗鬱たるものでも、光の雫のような希望のあるものでも)…忙しさのあまり、おざなりになっていた。
日常生活の天秤がライスワークに傾きすぎると、だんだん感情が死んでいく。現し世で、人間社会の荒波に揉まれてずっしりと重くなった心を、二次創作は歓喜と切なさを伴って優しくほぐしてくれる。小さな夢の欠片だったとしても、手離さなくてもいいんだよって、肯定してもらえる物語があるのは一種の生命維持装置みたいな切実な救いだ。これこそがわたしの真のーーー、誠の世界だと感じる。すきな物語のなかだけで生きたい。人間やめたい。人間やめて、推しCPたちの周囲を取りまく空気や微粒子やそよ風となってその辺を漂い、密かに幸せを見守り続けられる存在になれたらいいのにな。