トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラサーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

宮津·天橋立と城崎旅

 

 2泊3日で北京都の宮津天橋立周辺と兵庫の城崎へ行ってきた。ほぼ勢い。

ざっくりとした計画で、そんな旅もたまにはいいかなって。


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日本三景のひとつ、天橋立を展望台から眺めた。

清々しいほどの青空に、白砂青松の続く天橋立が美しい。天橋立を隔てて右側と左側で海の色が違うのはなんでだろう。


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はぁ〜、高い場所から見渡す景色ってすっごく気持ちいい!(高い場所だいすき


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リフトは上りよりも下りのほうが断然スリルがあって気分が上がる。


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ランチは、宮津の郷土料理【へしこ】(青魚を塩漬けしたあと、米麹に長期間漬けこみ発酵させた保存食)の和風パスタ。熟成された味わいのへしこがパスタと絡んでていい感じ。ご飯にも合いそう。


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お寺にお参りしたり。


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天橋立神社付近を散歩。そう、宮津は細川家ゆかりの地なのだ!

たあくん、ガラシャちゃん…!?戦国の鬼蛇夫婦がこんなゆるキャラになっていたなんて…(細川夫婦、一時期ハマってました

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旅のちょっとした楽しみ、ご当地サイダー

塩サイダーは初めてだったけど、ほのかに感じる塩味がさっぱりしていて飲みやすかった。


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宮津市内にある、丹後一宮 元伊勢籠神社(大変格式の高い神社でした)にて引いたおみくじ。

小吉だった。『整理と休息の月。悩んでいることがあれば、もう忘れよ。次に進んで吉。』って、無職の自分にとって書いてあることがタイムリーでびっくり。ありがたい御言葉に甘えて、まだしばらくは気ままに過ごしたいです…。神様に背中押されてるみたいで元気出た。


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この日の夜は人生初の車中泊。夜は少し冷えたけど、意外とぐっすり眠れたかも。

 そして2日目。


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朝散歩。川辺りのこんな風景、落ち着くなぁ。


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 細川ガラシャ夫人像あった。後ろには教会。

細川ガラシャ明智光秀の娘(明智玉)として生まれ、戦国三大美女と名高い。信長の仲介で夫となった人物は、戦国一のヤンデレ武将・細川忠興。玉は父の謀反による過酷な運命のなかでキリスト教徒となる。ガラシャは洗礼名。細川忠興が妻を愛するあまり、嫉妬で激昂して庭師の首を斬った云々(鬼蛇)の逸話が残っているのはなかなか強烈だ。そんな細川夫婦、見どころたくさんあるからいつか大河化してほしいな(狂気


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鬼蛇夫婦に想いを馳せつつ、宮津駅前にある珈琲館【サイホン】というノスタルジックな雰囲気の喫茶店へモーニングを求めに行く。


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ヴィンテージっぽいランプがおしゃれ。


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半熟のハムエッグにモーニングならではの厚切りトースト、朝からお腹が満たされる。


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 車を走らせ、場所は変わり今度は城崎マリンワールドへ。久々の水族館。


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オオサンショウウオ


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熱帯魚きれい。水槽のコントラストに魅入る。


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クラゲ。ふわっふわ漂ってた。


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チンアナゴ。ぴょっこり頭を出してるのがたまらん。


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ペンギン!

 

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お昼寝中のアザラシ。海洋哺乳類、可愛すぎな件。


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イルカのジャンプ力は半端ない。


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キューって鳴き声もキュートである。


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アシカのショーも!


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セイウチの巨体に感動。


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トドのダイビングは大迫力でした。


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城崎マリンワールドは海岸が目と鼻の先だ。


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後ヶ島。浦島太郎の竜宮城の舞台になった場所だそう。


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 午後からは城崎温泉へ。


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2日目の宿は城崎温泉街にある【喜楽】という、昔ながらの木造建ての旅館。純和風の部屋で、思う存分くつろげた。


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温泉旅館に泊まると部屋のテーブルの上に置いてある茶菓子、絶対に食べちゃう派。

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せっかくだから、外湯巡り。楽天トラベルで予約したのだけど、城崎温泉にある日帰り温泉7ヶ所が入り放題なのだ。湯の里通りを歩き、洞窟風呂が人気の【一の湯】へ。

ゴツゴツとした岩肌に囲まれて、深い浴槽とちょうどいい熱さの温泉が最高。普段滅多に入らないサウナにも挑戦してみた。5分程度でギブアップしたけど、いっぱい汗かいて全身の毛穴が開いてくれる感じ。あーーー…美肌になった気分…。


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ぽつぽつと灯りのある夜の温泉街の空気もいいね。


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【御所の湯】の開放感たっぷりの露天風呂にも入ってきた。日本の温泉文化の恩恵にあやかりまくっている。


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湯上がりに外で食べるソフトクリームは別格。


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1日目の車中泊もそれはそれでおもしろかったし旅費は浮いたけど、やっぱお布団で寝るのが安心だな。


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 3日目。ちょっと早起きして、まだ人気の少ない宿周辺を朝散歩。


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城崎温泉はモダンな石造りの橋と柳の緑がしっとりと揺れる、情緒あふれる魅力的な街だ。


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 前回の大阪旅行とは趣向はまたうってかわって、宮津天橋立周辺と城崎旅行はあんまり予定を詰め込みすぎない、ゆったりのんびりで身も心も(“ととのう”)癒やし旅だった。