5/6(土)、早朝3:00のスマホのアラームで目を覚ます。仕事してたときでもこんなに気合いを入れて早起きしたことは未だかつてない。
推しに会うためにと、おろしたてのワンピースを着て、念入りにメイクを済ませた。身支度を終えてホテルを出発、大阪メトロに乗る。途中、九条駅で降りて近隣のやよい軒で朝食をしっかり摂り、再び大阪メトロに乗って、インテックス大阪の最寄り駅の中ふ頭を目指した。
コミコン初心者ということもあり、会場まで辿り着けるのか不安で不安で仕方なかった(もし遅れたりしてマッツと写真撮影できなかったら…?の恐怖) 極度の方向音痴のわたしにとってGoogleマップとYahoo!乗換案内は強い味方。JR難波駅だとかなんば駅だとか、近鉄線に御堂筋線…??大阪の土地勘も全くなく、駅の多さや路線のカオスさに、ダンジョン迷いこんだ??ってくらいもはやワケが分かりません。このような事態に遭遇すると、これまでド田舎でのほほんと暮らしてきた自分の無知さに泣きそうになる。
なんとかインテックス大阪に辿り着くことができるも、7:00過ぎという早めな時間にも関わらず会場にはすでに人がたくさん。事前にハリコンサイトで購入したQRコードをスマホで開きつつ、待機列に案内された。撮影券のチケット発券開始は8:00から。撮影券チケットを発券できたあと、あらかじめLoppiで購入していた1dayチケットを握りしめて、再び待機列に並ぶ。
今回のコミコン初参戦で学んだ重要なことがある。コミコンはあまりに人が多すぎてほとんど待機列(待機時間)で終わるということ、その際必ずコンパクトなレジャーシートor折りたたみ椅子を持参し、かつ足に負担のかからない歩きやすい履き慣れた靴で行くべきだと。わたしは当日、お気に入りの厚底ローファーを履いていたのだけど後々それで後悔するはめに…。足の裏の痛さと疲労と戦いながら、場内をかなり歩かなければいけない状況になりました。いや〜、コミコンの待機列の過酷さ舐めてたよ。
10:00〜からの撮影回だったけど、わたしは比較的前のほうの列にいて、それでも自分のあとに続く長蛇の列を見て仰天する。後ろのほうまでざっと見て、200名以上はいた。これが1日複数回×3日間、それに加えサイン会やステージイベントまであるのだ。追加チケットのご厚意に甘えてしまってごめんなさい、心のなかでひたすらマッツのありがたさに手を合わせる。
撮影開始30分前くらいともなれば、だんだん正気でいられなくなってきた。完全なるマッツハイだ。徐々にザワついてくる待機列のマッツ勢たち。わたしもドキドキのあまり居ても立っても居られず、迷惑かな?と思いつつ、後ろに並んでいたピンク髪の可愛い女の子に『もうすぐ会えるなんて信じられませんよね、緊張しすぎてヤバいです…!』などと話しかけてしまう。初対面にも関わらず、その子も笑顔で快く返事をしてくれて、そのあと少し会話できて和んだ。自分は普段インスタやTwitterみたいなSNSをやってないし、マッツファンと交流する機会とかほぼ無いに等しいけど、あのときはお話できてとても楽しかった。ピンク髪の子、ほんとうにありがとう!
そんな感じで刻一刻と時間が迫ってきた。10:00ジャスト。待機列がどんどん進み、あれよあれよとセレブの撮影ブースの中へ案内され、ついに私の順番に………!!
あ……ッ?、ウッッッウヴァアアアアアァァァァァァァアアア!!!!!!!!!?????マ、マッツ?????????生マッツ…そ、そ……存在している……ッ????🤯🤯🤯🤯🤯目の前に、本物の………マッツ・ミケルセンが……え…っ、直視できないホントにこの世に存在してたの?????????うわ、うわ……ッ…ダメだこれは眼の前の現実に脳内処理が追いつかn
このブログを読んでくださってる皆様、ごめんなさい。今回だけはどうか、自慢させてください。
【朗報】トネリコ(31歳・無職)、北欧の至宝とツーショをキメるどころか、肩を抱かれるという人生史上最大のミラクルが発生してしまう😇😇😇😇😇😇😇
マッツに!!!!!!!!!!!!!!肩を!!!!!!!!!!!!抱かれた!!!!!!!!!!??????むりむりむりむりむりヤバいしんだ😇😇😇😇😇(語彙力消失
マッツ・ミケルセンは確かにそこに存在していました。圧倒的スターオーラと造形美、しかも黒シャツにスラッとした長い脚にGパン姿で信じられないくらいスタイル良くて爆イケでした😭😭😭😭😭
しかも、わたしの低身長(150㎝)に合わせてしゃがんでくださるという神対応である(マッツの身長183㎝)、なんという紳士。本人が優しくそっと肩を引き寄せてくれたので、畏れ多くも自分もマッツの背中に腕を回させていただきました((((((震)…きょ、距離感バグってないか????北欧の至宝に触れてしまった………別の世界線に飛んだ???? さらに、こちらが写真撮影していただいた身なのに『Thank you!』とお礼まで言われてしまい、わたしも必死に『Thank you…!!』としか伝えられなかった。え、北欧の至宝と言葉交わしたの??????
なにしろ超高速ベルトコンベアのような凄まじい撮影時間だったので(体感10秒あるかないか?)マッツに会ったら英語で伝えたい言葉をいくつか考えてきたのに、撮影時間速すぎてそんな暇なかった…。それに本人を目の前にした瞬間あまりの出来事に冷静さを失い頭が真っ白になって、感激のあまり泣きそうになり、カメラに笑顔を向ける前に早々とシャッターを切られてしまう始末。
秒で撮影は終了して次の人に交代。手元には完全に表情失敗したトネリコの汚顔🫠と、隣で優しい瞳で素敵に微笑むマッツとの写真がただただ1枚残るのみであった…。そうして呆然と撮影会場を後にした。やがて我慢できず、次から次へと目尻から溢れる歓喜の涙。
13:30からのマッツのセレブ・ステージでは、『こんなに良い人なのにどうして悪役が似合うんですか?』との質問コーナーに、『わたし自身は、悪役だとは思ってないんです。コインの裏表のようなダークサイドだと思っていて、それをできるだけ表現するようにしています。』、そして会場にいるファンに向けてのメッセージで、『皆さんは素晴らしい。変わらず、そのままのあなた達でいてください。また来ます!』って言ってくれたのホント心救われたし嬉しかった…!!
…あの衝撃的な撮影会から約3週間経ったけど、マッツと対面できた数秒間はまるで記憶吹っ飛んだ??ってくらい本人の表情や香りもあんまり覚えてなくて(記憶喪失)、この写真を何度も見返しては、『夢や幻だったような気もするけど、あの瞬間は確かにマッツと会ってたんだよ…ね……??現実だったんだよね………?』と、どこか夢見心地です。
マッツと接触できたあの数秒間の奇跡体験アンビリバボーな快感を知ってしまった今、もう沼から抜け出せそうにない。一生推しMads.
以前、このブログで【転生したら、マッツ・ミケルセンに抱かれて死にたい】などとほざいておりましたが、転生せずとも今生にてマッツに肩を抱かれた人生だったので、身に余る光栄です。まさに一生の宝、北欧の至宝です。本当にありがとうございました。
〜完〜