トネリコの憂鬱

つつましやかに暮らしを綴る。好きなものを語る。時々、毒も吐く。地方住みアラフォーの日々。映画と漫画がないと生きられない人生。

ハート・オブ・ビースト

 

↓↓ネタバレ感想注意↓↓

 

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【ハート・オブ・ビースト】
〜あらすじ〜
 退役兵のジェームズと元偵察犬で義足のオーディンは、飛行中の事故でアラスカ奥地に不時着し、取り残されてしまう。信頼関係で結ばれた彼らは、人間を寄せ付けない“魔の領域(ハート・オブ・ビースト)”での過酷な大自然に向き合いながら、生還する道を模索していく。

 

 予告の時点で、アラスカの大自然を舞台にブラピ×犬の相棒映画だなんてもうそれだけで反則だろ!観に行くしかないでしょ!と思い公開日に映画館に足を運んできたのだけど、自分がわんこ大好きなのもあってまさかの開始5分で泣く有様(笑
そして本編鑑賞終了後、切なさとモヤモヤと感動が綯い交ぜになった複雑な感情で「つらい!!!!」と心の中で叫ばずにはいられなかった。
ストーリーは至ってシンプル。

割と早い段階でブラピ演じる退役兵・ジェームズに対して「あ……これ愛犬よりも先に逝ってしまう男だわ…」というのをひしひしと感じ取ってしまい(本編でのこの冒頭のネタバレは賛否両論ありそう)心疾患持ちなのに危険地帯で飛行機を運転したりと、自業自得とも言えるような行動ばかりでハラハラさせられた。まるで自ら死に場所を探しているかのような…。
愛犬も連れてるんだからアウトドアはもうちょっと慎重になってよね!オーディンが怪我でもしたらどうするの!?…などとまるで飼い主目線で鑑賞してる自分がおかしかった笑
サバイバル映画なのもあり、序盤からジェームズが満身創痍でそれなりに痛々しいシーンが満載。しかしながらブラピは坊主姿が超似合ってるよねかっこいい…。いや、ブラピだからこそかっこいいのか。
元偵察犬で義足のオーディン、CGじゃなくて本物のワンちゃん達が演じてるのもすごい。4匹で交代しながら撮影したんだとか。なんて可愛くて賢い子達なの〜!!
うーん、脚本は粗を感じる部分もあったし正直あのラストには「重傷だったのは分かるけどなんでオーディン残して死んじゃうんだよ…。オーディンにとってはジェームズ(飼い主)こそが世界の全てなのに!」と若干憤りさえも覚えたけれど、あんな厳しい大自然の脅威にさらされてサバイバルを乗り越えた後だもの、どちらも無事に生還できるとは限らないもんね…(オーディンのことを大切にしてくれそうな新たな飼い主のお姉さんとも出会えたようだし、そこは安心はしたけど)でもやっぱり生き残ったオーディンはこの先もずっとジェームズのことを想いつづけるだろうし、我儘をいえば1人と1匹で生還してほしかったよ〜…(大号泣
ジェームズもオーディンもPTSDを抱えながらもお互いのことを唯一無二の相棒として守り守られ、苦しいときも楽しいときも共有して心から信頼し合ってる描写に何度も涙腺がやられっぱなし。
寄り添いながら夜空のオーロラを見たり、ラストの手紙の内容もジェームズからオーディンへの深い愛情が溢れていて、美しくて、あまりにも尊かった。
ほんとうに素晴らしいシーンが多くて魂が震えたので、観てよかったと思えるような価値のある作品だったな。

鑑賞後何日か経っても、時々思い出しては余韻で引きずるくらいには感動してしまった……。
ブラピと犬好きの人なら間違いなく楽しめる映画。

 

【ハート・オブ・ビースト】予告編


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プレデター:バッドランド

 プレデターの最新作【プレデター: バッドランド】を鑑賞してきた。
近年観たプレデターといえばザ・プレデター(これは凡作だった…)と、あと、ディズニー+限定配信の【プレデター:ザ・プレイ】についてはすごくおもしろかった(劇場公開しなかったのが勿体ないくらい)…そして、今回の新作映画はなかなか見どころが溢れていたので、軽くネタバレ感想を綴ります。

 

【プレデター:バッドランド】〜あらすじ〜
 誇り高き戦闘一族から追放された若きプレデター、デクは、宇宙一危険な星”最悪の地(バッドランド)”に辿り着く。
次々と現れる敵に襲われているデクの前に突然、半身のアンドロイド、ティアが現れる。デクは “狩り”に協力すると申し出たティアと手を組み、自分たち以外は敵という過酷な世界を生き抜こうとする。

 

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 今作、シリーズ初の人間サイドでなくプレデター自身が主人公の作品、とのことで少しワクワクしながら鑑賞したのだけど…(しかも、プレデター:ザ・プレイと同じ監督が撮ってくれている!
初っ端から主人公であるプレデターのデクと、その兄(弟VS兄)の激烈な戦闘シーンから始まり…そもそも、プレデターという宇宙生命体に“家族”という概念が存在していたのが驚き。
しかもそのお兄ちゃんプレデターは弟くんを庇って死んじゃうし…。【プレデター:バッドランド】ではこれまでのシリーズではあり得なかったほど人間臭い行動に走るプレデターの描写が見れて、ある意味新鮮。
最強の獲物を狩るために訪れた、一歩間違えれば死と隣り合わせの凶暴な危険生物ばかり生息する星で、ひょんなことから出会った上半身だけの女型アンドロイド“ティア”(フレンドリーでお喋りな子)を背負いながら激しい戦闘を繰り広げたりと、戦闘種族であるデク×可愛い女の子のアンドロイドという凹凸コンビの組み合わせがとてもよかった。ていうかエル・ファニングのアンドロイドとかキュートすぎるんだよ〜!
全体を通してなんだかディズニーが作ったみたいなプレデター映画だな…と思ってたら、やっぱり配給がディズニーだった。

主人公のプレデターであるデク、友好的に押しまくればギリ人間と友達になれそうなくらい感情豊かな奴(笑
ラストはまるで友情・努力・勝利の週刊少年ジャンプ的な王道の盛り上がりと勢いのある展開で、これはこれで個人的には好きな内容かも。

ただ、シュワちゃんがジャングルで闘ってたときの初代プレデターと、今作【バッドランド】のプレデターはまったく別モノといっていいくらい性質が違う。
デクの父親プレデター(この世は弱肉強食で0か100かみたいな考え方をしていて、冷酷無慈悲)の存在が、なんならいちばん見慣れてるプレデターっぽかったなぁ。
物語の終盤でデクは父プレデターとの戦闘に勝利した後にプレデター母が乗る宇宙船がまるでラスボスかのように降臨したわけだけども(肝心の母の姿はまだお披露目されてない)…もしかしてプレデターという戦闘種族、男よりも女のほうが戦闘力高い説があるのでは…??という次回作への布石があり、公開されるのが楽しみ。

 

【プレデター:バッドランド】予告


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JUNK WORLD

 

 まるで奇跡のようなクオリティのSFストップモーションアニメにして伝説的カルトムービー【JUNK HEAD】の続編、【JUNK WORLD】を観てきた。


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【JUNK WORLD】〜あらすじ〜

 はるか昔、人類は地上の生息域減少により地下開発を進め、その労働力として人工生命体マリガンを創造した。

しかしマリガンは自らのクローンを増やして人類に反乱。第3次停戦協定から230年後の世界では人類は地上に留まり、地球規模に広がった地下世界をマリガンが支配していた。

そんな中、地下世界に異変が起こり、人間とマリガンによる調査チームが派遣される。女性隊長トリス率いる人間チームと、クローンのオリジナルであるダンテ率いるマリガンチームは共に地下都市カープバールを目指す途中で、マリガンのカルト教団「ギュラ教」に襲撃される。彼らの標的は、希少種とされる人間の女性トリスだった。

調査チームは激しい攻防のなかで次元の歪みを発見し、トリスの護衛を務めるロボットのロビンは彼女を守るため、次元を超えた作戦に乗りだすのだった…。




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 前作を観たときも思ったのだけどダークでユーモアさがあり、かつ、くだらないシーンでさえもこれでもかと丁寧に作り込んであって…。

その調和が最高で、画(映像)がおもしろすぎて内容があんまり頭に入ってこない。良い意味で。でもそんなの気にせずにめちゃくちゃ楽しめる。

今作は1作目の1042年前の地下世界が舞台となっていて、再びあの狂気的な世界観と造形美(特にマリガンの異形的で不気味なキャラデザが好きすぎるのよ…!)を世に放ってくれた奇才・堀貴秀監督の情熱に感謝。

もうね、玉つきクノコ食べるシーンとか笑いを堪えるのに必死だった。それにしてもゴニョゴニョ版は謎の中毒性あるな〜(笑


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来場者特典で貰った、堀貴秀監督の描き下ろしA5イラストカードが可愛い。今回の【JUNK WORLD】の主要キャラ達だ!

28年後…

 

 ダニー・ボイル監督の『28』シリーズの最新作、【28年後…】を映画館で鑑賞。なかなかの怪作で個人的には満足だった。

スピードゾンビ映画の先駆けともいえるこの作品(正確に言えばあれはゾンビじゃなく感染すると人が20〜30秒以内に凶暴化するウィルス)今作では予告を見た限りではアーロン・テイラー=ジョンソンがメインキャラかと思いきや、主人公はまさかの息子のほう…。

この、12歳の少年ならではの視点から描かれるパンデミック世界が◎


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冒頭に流れるブーツの詩が一度聴くとなかなか忘れられないくらいには不気味で、不安を煽りに煽ってくる演出が最高。

ホラー的不穏なシーンと、はっとさせられるような美しい背景やカメラアングルの対比がなかなか良い。【サンシャイン2057】のときも感じたけどやはりダニー・ボイルの映像表現は独創的でおもしろい。

物語の中盤、少年が病気の母を診てもらうために元医者に会いに行ったくだりでは謎のスピ系ゾーンに突入するので『わたしは一体何を見せられているんだ…??』という感覚に陥ったものの、ラストで本土で生きていくことを決心した少年が感染者から逃げている最中、パワーレンジャーみたいな集団(映画冒頭で亡くなったクレイジー神父の成長した息子がリーダーだった!)と出会う展開は、賛否両論あるみたいだけど自分は嫌いじゃなかった。

あとこの映画、iPhone15 Pro Max 20台を主要カメラとして撮影されたらしくてビックリ。最近のiPhoneの撮影精度は凄すぎる…!

続編には【28日後…】でも主演だった、わたしの推し俳優のひとりでもあるキリアン・マーフィーがまた出演するとの噂なので楽しみ。

 

時は何も癒さなかった…【28年後…】予告編


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のんびり日和

 

 6月に突入。気づけばもう誕生月だ。

久々の三連休で実家に帰ると、この近隣では珍しくカッコウが縄張りを張ってるのか日中延々と鳴いてて(ささやかな鳴き声じゃなく、それはもう、うるさいくらいに)おそらく庭の近くにいるであろうカッコウの姿を確かめたくてカッコー、カッコーと鳴き声のするほうへ行ってみては周辺を探してみたけれど、結局分からなかった。


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 実家の庭といえば、梅の木にいくつか青々とした梅の実がなっていた。

割と小ぶり。もっと数があれば梅しごとできるのにな〜。

数日前にスーパーで見かけた青梅の袋の値段があまりにも高くて仰天して帰って調べてみると、去年、今年と全国的に天候不順で実つきが悪くなっており、梅の不作が続いているとのこと。それで梅の価格が高騰してるのか…。


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橋の上にて。こんな天気のいい日は緑も眩しく、家の近くの川の流れも穏やかだ。もうじきホタルが飛ぶ季節。

 

 今日は午前中、爽やかな晴れ間だったから実家のわんこの散歩へ。散歩から帰ってからは詩やブログを書いたりしてるとあっという間にお昼に。

 午後からはアイスを食べながらプライムビデオでホラー映画【リゾートバイト】を鑑賞。

リゾートバイトは、もうずっと昔に2chの洒落怖話のまとめで読んだ記憶がある。でもこれは文章で読んだほうが断然怖かったな。

映画版では途中からなぜか尺八様が出てきたりと謎の超展開(!)だったのが笑ってしまいそうになった。B級ホラー感満載ではあったものの、ジャパニーズホラー特有のジメッとした演出もちゃんとあってそれはよかったと思う。あと意外にもラストは捻りがあり、あのオリジナル要素は嫌いじゃないかも。

 …そんな感じで平穏な1日だった。

いま、布団のなかでくつろいでいて寝る直前なのだけど、家の周辺地域は山と川と田んぼだらけなので外からは絶え間なく蛙たちの大合宿が聞こえる。

蛙の鳴き声にどこか安心感を覚えるのは、やはりわたしがこの場所で育ってきたからだろうか。