エヴァとの本格的なコラボ回が放送されるまではシンカリオンはまるで興味がなかったのに、いざ興味本位で見てみたらこれがなかなかのクオリティで。
以前放送された1回目のコラボ回、【新幹線変形ロボ シンカリオンの第31話『発進！！シンカリオン 500 TYPE EVA』】ではそりゃあもう興奮したのなんの。この31話ではシンジ君、アスカ、綾波、洞木3姉妹、ミサトさんが登場しますが(ミサトさんに至っては声のみ)すべて本家の声優さん達が声を充てられてるので、嬉しくないわけがない。
シンカリオンもTV版エヴァもテレ東枠だったからこそ実現できたコラボなんだろう。
シンカリオン×エヴァのコラボ回の何がいいかって、まず山陽新幹線の【500 TYPE EVA】がアニメ内で運行している描写がある、ってこと。これ、普通に考えてすごく貴重な描写じゃないか。マジでかっこいい。
そして、シンカリオンの主人公の鉄オタ・ハヤトがひょんなことから第三新東京市に来てしまい、そこで偶然出会ったのが洞木3姉妹なんだけど、TV版エヴァで存在が明かされながらも未登場だった委員長の姉と妹がまさかここで初登場っていう。しかも岩男潤子さんが一人3役だよ！
次回予告からしてもうガチです。【シンカリオン×エヴァコラボ 次回予告まとめ】
ハヤトとシンジ君の共同戦カッコいいし、500 TYPE EVAの戦闘時にBGMで残テが流れるのでテンション上がる。
使徒をいいとこどりで合体させたようなデザインの敵、巨大怪物体・キングシトエルにも笑ったし(ラミエルがビーム出すよ！)、アスカと綾波が熱海駅内の駅そば屋に一緒にいてご飯食べようとしてたり(綾波の「にんにくラーメンチャーシュー抜き」やアスカの「あんたバカぁ！？」という台詞を入れてくる辺りスタッフの愛を感じる)、そのアスカが式波じゃなく惣流のほうだったりとサービスの連続で大満足。
あと、2019年に公開されたシンカリオンの映画【劇場版 新幹線変形ロボ シンカリオン 未来からきた神速のALFA-X】でもエヴァとのちょっとしたコラボがある。こっちはだいぶ尺が短いけどね。
新幹線変形ロボ シンカリオン 第31話『発進！！シンカリオン 500 TYPE EVA』
そして今月17日に放送された3回目のエヴァとのコラボ回。
オカルト好きには有名な都市伝説『きさらぎ駅』にゲンドウが迷い込んでいるというシュールな光景に、あぁ…今回もぶっ飛んだ内容にしてきたなー！とニヤニヤがとまらない。京都・太奏映画村の初号機から生み出された巨大怪物体・鬼エヴァの暴走シーンも見どころ。シンカリオン×エヴァでは第1回のコラボから必ずアスカと綾波がセットでいるのも可愛い(ボケツッコミ繰り広げちゃってるし、仲良しか！？なんという俺得…！
それにしてもシンカリオンの世界線での碇親子、関係が良好そうなんですけど！？きっとシンカリオンの世界線のエヴァではシンジ君の周りの大人がクズじゃないんだな。おねえさんは嬉しい。
新幹線変形ロボ シンカリオンZ 第21話『出撃、シンカリオンZ 500 TYPE EVA』
ところで、Netflixで配信中のEOEの名シーン切り抜き動画にめちゃくちゃセンスを感じる。このエレベーター前でのミサトさんとシンジ君のやり取り大好きなんだよ…。未熟で絶妙な関係のふたりだからこそいいんだよ。「…大人のキスよ。帰ってきたら続きをしましょう」…その未来が、永遠に来ないのが切なくていいんだよ。
作画・音楽・声優さんの迫真の演技…演出すべてが最高。結論、EOEは至高。
あれ…？私、エヴァを卒業したハズじゃ………。
